一眨眼已經在日本上課到第十週了,
這篇文是整理另一門日本文學史特講的上課心得。

以下是學校網頁上的課程大綱:
<概要> ─泉鏡花と明治期の出版物―  
   明治6年に生まれた泉鏡花が,同時代の出版物として接した書物に〈ボール表紙本〉がある。カラー印刷が施された厚紙の表紙に,江戸期の草双紙を引き継ぐような挿絵頁を含む活字本。和本から洋装本へ移行する過渡期の形態を持つこの書物群は明治10年代に多く刊行された。幼少年期に泉鏡花が接したと思われる〈ボール表紙本〉を探り,作品への反映を論じる。 
   また,明治30年代には植物採集や園芸趣味が流行し,関連書物が出版された。泉鏡花もそれに魅せられたひとりで,植物を扱った作品も多い。当時の植物関連書や地誌を紹介し,作品の内実に迫る

<到達目標>
明治期の出版文化の実態と受容を理解し,泉鏡花作品を味読する。

基本上,老師的上課焦點是圍繞泉鏡花這個作家的閱讀經驗是如何反映在其文學作品當中。
每週的進度是就作家的一部作品與讀本作研討,
上課方式以老師講課為主,
先介紹作家每部作品的創作背景、創作觀,
然後再帶同學閱讀泉鏡花曾閱讀過的文本,
接而進入到作家本身的文本作品中詳細的閱讀原文,
以交相映證其互文(讀本與文本)。
性質上,算是很實際操作的一門課,
雖然不談理論,但可為一門指導學生如何閱讀文本,並解析之的課。
這堂課讓我再次見識到日本人精密的文本閱讀功力,
其實整體上起來很花時間,
因為老師會一句句念原文,再告訴大家互文之處,
有時候老師也會拿出珍藏的古老讀本予大家瀏覽。
透過這門課,以泉鏡花作為媒介,
也讓我切實體會到明治期日本出版物與閱讀傾向的發展。


不久前,讀到前田愛「近代読者の成立」 (岩波書店,2001/02/16)其中一章談到明治期草雙紙的影響,
〈音讀から默讀へ──近代讀者の成立〉
恰好呼應到這門課的上課內容,
明治維新引入後25年左右,
日本人的讀書生活有了重大變革,
其變革有三個要點:
一、均一性讀書到多元的讀書。(非個性到個性)
二、共同體的讀書到個人的讀書。
三、音讀的享受到默讀的享受。
-->個人情報量的增加,自我解放契機。

「草雙紙」提供了幕末漢籍之外的閱讀材料,
漢籍的素讀加上草雙紙讀物的繪解,
對當時的讀者形成了一種平衡機制,
這種機制就是閱讀漢籍的痛苦得以在恣意閱讀草雙紙時得到補償。
在漢籍閱讀下所帶來的過早社會化苦痛過程中,
草雙紙給予的豐富空想材料讓幼年期的讀書體驗獲得舒緩。
而這正是泉鏡花日後創作的泉源。

*【草双紙】くさ‐ぞうし
江戸中期以降に流行した大衆的な絵入り小説本の総称。小説の一ジャンル。江戸特有の挿絵入り仮名書き小説で、寛文(かんぶん)末年(17世紀後半)ごろに刊行され始めた幼童向けの絵本である赤本を初めとして、黒本、青本、黄表紙、合巻(長編で合冊したものを合巻(ごうかん)と称した)という順序で展開し、明治10年代(1877~86)まで出版され続けた絵双紙の総称。江戸時代のもっとも通俗的な小説の一つで、「草」は似て非なるもの、本格的でないものというほどの意を表す卑称である。判型の多くは中本型(四六判。縦約18センチメートル、横13センチメートル)で、1冊5丁(10ページ)よりなり、1~3冊からなるが、合巻には100冊に及ぶ大部なものも数多い。赤本、青本、黄表紙などの呼び名は表紙の色によるもので、合巻はそれらが長編化し、数冊が合綴(がってつ)されるようになったがための呼び名であったが、またそれらはそれぞれに独自の内容的特徴をもっていたので、今日ではそれらの文芸のもつ特質をもその名でよんでいる。

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